減塩すると力が抜ける。塩抜きの刑。

高血圧や腎不全の治療に減塩があります。
どうして塩分が高血圧の原因とされてしまったのか。以下、引用します。

米国の医学者L.K.ダールが1950年代に日本を訪問し、鹿児島から青森までの1人当たりの食塩摂取量と高血圧や脳卒中(出血)の関係を調べた。その結果、当時1人1日平均約14グラムの塩分を摂取していた鹿児島の人たちに比べ、約28グラムを摂取していた秋田や青森の人たちの高血圧や脳卒中の罹患率が格段に高く、塩分=「高血圧・脳卒中の原因」という図式が確立された。これを受け青森・秋田から減塩運動が始まり、全国に広がっていき、今では「1日の塩分摂取量は10グラム未満が望ましい」とされている。

ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2016/01/post_13168.html
Copyright © Business Journal All Rights Reserved.

この研究では、鹿児島と秋田や青森の人たちで比較されていますが、居住環境が全く異なります。秋田や青森は寒く、当時は肉体労働が機械化されていなかったので、過酷な条件の中で、肉体労働をしていました。ですから、体を温めて脈を増やし、血圧を上げて血流を維持して仕事をしなければならなかったのです。過酷な環境を乗り越えるために、ご飯をたくさん食べ、塩っぱい漬け物で栄養をとらなければならなかったのです。本当に塩分が高血圧、脳卒中の原因かどうか調べるには、同じ環境にすんでいる人で比較しないと分かりません。

塩をとらないとどうなるのでしょうか。以下、また引用です。
1930年代に、アメリカのテイラー医博が「塩抜き」の食事を続けて、自分自身で人体実験をしたところ、以下の結果から中止を余儀なくされたという。

・3~4日目=食欲低下、冷や汗
・5~7日目=名状しがたい全身倦怠感
・8~9日目=筋肉の痙攣が止まらず、実験中止

「塩」の効能についてまとめてみると、

(1)鹹味(かんみ)=塩味を出す
(2)殺菌力がある
(3)旨みを出す…肉や魚の身を引きしめる

のほか、

(4)体液の浸透圧を一定に保ち、水分の代謝や体液のPHを維持する
(5)神経の興奮の伝達に関与する
(6)筋肉の収縮作用に必須
(7)胃液、腸液、胆汁などの消化液の原料
(8)体内の有毒物質の解毒

などがあげられる。よって塩分不足は、新陳代謝の低下(体の老化)、食欲減退、筋肉の痙攣、心臓の収縮力の低下=血圧低下(脱力感、倦怠感)などを引き起こす。

以上、引用終わり。

ここに挙げられている症状は、低ナトリウム血症によるものです。
低ナトリウム血症の症状に、虚脱感や疲労感、精神錯乱、頭痛、悪心、食欲不振、痙攣、昏睡などがあります。
ナトリウムは尿や汗から排出されます。塩分の摂取を減らすと、最初は排出の方が多くなり、体内のナトリウム量は減ります。そのうち塩分摂取量と排出量が調節されますが、塩分の補充をせずに水分の補充をしていると、やはりナトリウムの欠乏が生じます。
さらに、高血圧の治療で使われる利尿剤を飲むと、体内の水分が減り、ナトリウムも相対的により失われ、低ナトリウム血症になります。
このように高血圧の治療は、どこまでも間違っていると考えられます。

また、江戸時代の拷問やシベリア抑留の収容所で、「塩抜きの刑」というものがあったそうですが、食事から塩を抜かれると、収容された人たちの元気がなくなり、バタバタと倒れていったそうです。
減塩とは、「塩抜きの刑」と同じようなものです。真綿で首を絞めるようにじわじわと殺されているのではないでしょうか。

WHOでは成人の減塩目標を 5g にしていますが、果たしてどうでしょうか。
日本人は一日 13g 程度塩分を摂取しているようですが、長寿国です。
おいしくない減塩食で健康を害するよりも、おいしいと感じられる程度に塩分をとって、健康に生きたいものです。脳は必要な塩分摂取量を知っています。おいしいと感じる食事が健康にいいのです。減塩ではなくて、おいしいと感じる程度に塩分をきちんと取りましょう。

入院した人が減塩食を食べて、すぐにふにゃふにゃになっていませんか?減塩すると力が抜けてしまいます。高級な塩でなくても普通の塩で十分ですので、お金をかけず賢く健康になりましょう。

皆さんがおいしい食事を食べて、健康に生きられますように。
皆さんに神様のご加護がありますように。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です